社会連携研究部門シンポジウム
「データ統合と数理で導く気候変動の緩和と適応~大学と共創する工学知~」
日時:6月15日(木)13:30~18:00
会場:東京大学 伊藤国際学術研究センター
申込:無料 ※事前登録制
当イベントのお申し込みは終了しました。
たくさんのお申込み、誠にありがとうございました。
近年、気候変動によって社会課題はますます複雑化しています。これらの課題に対し数理は重要な役割を果たしますが、実社会への適用は容易でなく、多様な生きたデータを数理へと有機的に取り込む必要があります。
本シンポジウムでは「気候変動の緩和と適応」を一つの軸としつつ、実社会への適用を見据え学問知から創造された「工学知」、またその背後にあるデータ統合と数理の取り組みをご紹介いたします。講演と展示企画を通じ、再生可能エネルギー等による低炭素社会の実現や、激甚化・頻発化する風水害への対応に向けた取り組みをお伝えできればと思います。
多様なバックグラウンドを持つ皆さまとの交流を通じ、社会に貢献する新しいアイデアを創造する場となれば幸いです。
13:00~13:30
13:30~13:40
13:40~14:30
はじめに、地震、津波、水害、土砂災害など主な自然災害の特徴と、地震対策と水害対策を代表事例としてその災害特性に応じて防災対策がどのように異なるのか等について述べる。次に、近年の豪雨災害の特徴と教訓、気候変動によって激甚化していく水災害の状況について概説し、日頃からどのように備えれば良いのか、災害時にどう行動したら良いのかなどについて述べる。最後に、米国のテキサス州、フロリダ州、企業、メディカルセンター、FEMA(連邦緊急事態管理庁)、陸軍工兵隊等における水害レジリエンスの向上策に関する先進事例について紹介する。
一般財団法人 河川情報センター
河川情報研究所長
池内 幸司 氏
14:30~15:30
15:30~16:20
本講演では、実世界の様々な複雑系を対象にしてその変動の予測・予兆数理解析を紹介する。はじめに、講演者らが構築した複雑系数理学の概要を述べる。次に、特に予測や予兆に着目した数理的手法と具体的応用事例、たとえば、洪水予測などに有効な多数のセンサーなどからの時空間情報を活用する高次元データ予測理論、ガンなどの疾病の未病状態や複雑系の故障の予兆を検出する動的ネットワークマーカー理論、再生可能エネルギーに関連した予測・予兆数理解析などについて説明する。最後に実装技術と関連して、AI、ニューロモルフィックハードウェア、ニューロインテリジェンスなどの最新動向を論じる。
東京大学
特別教授/名誉教授
合原 一幸 氏
16:20~16:30
16:30~17:20
建築に情報を埋め込む「Information Embedded Building」という概念を掲げ、今世紀初頭から携わってきた以下の取り組みについて解説する。
加えてこれらの活動を踏まえ、構造計画研究所とともに展開させてきた「Cyber空間」「物理空間上のまち」及び「それらの空間における人々の活動の重なり方」に関わる考究の一端を紹介する。
高知工科大学
システム工学群 教授
野城 智也 氏
17:20~17:25
17:25~18:00
講演会場横のスペースにて、次の3テーマに関する当社のさまざまな取り組みをご紹介しています。
ぜひ講演の前後や休憩時間にお立ち寄りください。
当イベントのお申し込みは終了しました。
たくさんのお申込み、誠にありがとうございました。
名称
社会連携研究部門シンポジウム
「データ統合と数理で導く気候変動の緩和と適応~大学と共創する工学知~」
開催日時
2023年6月15日(木)13:30~18:00(13:00 開場/受付)
参加費
無料(事前登録制)
主催
株式会社構造計画研究所
お問い合わせ
電話番号:03-5342-1588
受付時間 平日10:00~18:00(土日祝休み)
email:soc-coop-sympo@kke.co.jp
開催場所
〒113-0033 東京都文京区本郷7丁目3−1
本郷三丁目駅(東京メトロ丸の内線) 徒歩8分
本郷三丁目駅(都営大江戸線) 徒歩6分
東大前駅(東京メトロ南北線) 徒歩10分
当イベントのお申し込みは終了しました。
たくさんのお申込み、誠にありがとうございました。